適正な調査規模
回収サンプル数やスクリーニングの基礎知識はネットリサーチの実施において必須の知識になります。
調査規模を適切に設定する上で必要となる、スクリーニング調査についてご説明します。
回収サンプル数の基礎知識
Fastaskで調査を行う上で役に立つ、回収サンプル数の基礎知識を動画でご説明します。
※動画には音声を含んでいます。
スクリーニング調査とは
調査対象条件に合致する対象モニタを抽出(スクリーニング)するために実施する事前調査のことです。
※スクリーニングだけの調査はできません。あわせて本調査を実施する必要があります。
スクリーニング調査からサンプル回収まで
Fastaskでは、基本属性・拡張属性を指定して対象者を抽出し、アンケートを実施することができます。
基本属性・拡張属性に含まれない条件で対象者を抽出したい場合はスクリーニング調査を実施します。
下記のケースでは、「本調査で400サンプルの調査結果を集めるためには、スクリーニング調査で10,000人に調査を実施する必要があることを示しています。
回収サンプル数の算出式
例えば本調査で500のサンプル回収を目標とする場合、
スクリーニング調査で回収するサンプル数は?
回収サンプル数 = 出現率(0.2) X 本調査回答率 (0.7) =500
つまり
回収サンプル数 = 500 ÷ 本調査回答率 (0.7) ÷ 出現率 (0.2) = 3,571 = 3,600
約3,600サンプルを回収するスクリーニングを実施する必要があります。
回収サンプル目標数の設定
スクリーニング調査、本調査ともに、回収目標サンプル数を入力することで、対象モニタの実在数との兼ね合いから到達確率を予測表示します。また、回答率、出現率を考慮した目標到達に最適な配信数を自動設定します。
スクリーニング回収サンプル数 設定早見表
出現率が不明な場合は、簡易的に下記の早見表からスクリーニング調査における回収目標数を設定することも可能です。
試算条件
・ 性別、年代の割り付けを行わない。
・ スクリーニングの回答率40%(全モニタ平均値)
・ 本調査の回答率70%(全モニタ平均値)
本調査回収目標
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100 サンプル |
200 サンプル |
300 サンプル |
400 サンプル |
500 サンプル |
600 サンプル |
700 サンプル |
800 サンプル |
900 サンプル |
1,000 サンプル |
1,200 サンプル |
1,500 サンプル |
2,000 サンプル |
3,000 サンプル |
スクリーニング回収サンプル数
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2,000~4,000 |
4,000~6,000 |
8,000~10,000 |
10,000~12,000 |
12,000~14,000 |
16,000~18,000 |
18,000~20,000 |
22,000~24,000 |
24,000~26,000 |
26,000~28,000 |
32,000~34,000 |
40,000~42,000 |
54,000~56,000 |
82,000~84,000 |