回答の偏りを防ぐための「ランダマイズ」。でも、位置を固定したい選択肢もありますよね。そんな時は「位置固定」の設定をします。
▼ランダマイズ
設問に対して複数ある選択肢の内容が並列(平等)の場合は、選択肢が表示される順番を固定しない「ランダマイズ」という機能を使うことで、次のような問題を回避できます。 人の目の導線は「上から下」(横書きの場合)に慣れているものなので、上に表示されいている選択肢に回答が偏る確率が高まります。それを防ぎ、より精度の高い回答を得るための工夫が「ランダマイズ」です。この機能を設定すると、選択肢の表示順が見る人ごとに違って表示されます。
▼位置固定
上のサンプル画面【図1-1】をご覧ください。Q1で「あなたがスーパーで購入したことのあるものを全てお選びください。」という質問について、1~17まで選択肢があります。そのうち、1~15までは「品目」ですが、16と17は他の選択肢と違う性質のものですね。
1~17の選択肢を全て「ランダマイズ」してしまうと、【図1-2】のような状態になってしまいます。
1~15とは明らかに違う性質の「その他」と「スーパーは利用したことがない」の選択肢は、ランダマイズでも常に下に表示されるよう設定できるのが「位置固定」です。
<解決策>
「ランダマイズ」を指定したら、必要に応じて「位置固定」も一緒に設定する
いかがでしょうか。
【図1-2】と違い、16、17の位置はそのままに、1~15までの選択肢の表示がランダマイズされていることがおわかり頂けると思います。
このように、より精度の高い回答を得るために便利な機能を、是非ご活用ください。