今回の調査票作成のポイントでは、ネットリサーチにおける「ダブルバレル」についてご紹介します。
「ダブルバレル」とは、1つの設問文の中に2つ以上の論点が含まれている設問のことを指します。 例えば以下の設問例を見てください。
まず、設問の中で「どのくらい」を表す単位が異なる「電話(時間)」「メール(通数)」 の2つが含まれてしまっています。また、それを満たす選択肢が用意されていないことも問題です。
1つの設問に複数の論点が含まれると、回答者が混乱するのはもちろん、精度の高い調査結果を得ることができません。論点が複数にならないよう設問を作成することが必要です。「電話」「メール」のそれぞれについて聞きたい場合は以下のように設問を分けて 実施してみてください。